発達障害傾向ですが、「営業」できました。

毎日ひとにキレられていた私が、「人間」らしいコミュニケーションを身に着け、「営業職」として働けるようになるまでの話と、試行錯誤の記録。

雑記:フィリピン出身スケート選手に感動した話(ピョンチャンオリンピック)

ピョンチャンオリンピックが盛り上がっていますね。

 

今回はそれに因んで、意外な国出身のフィギュアスケート選手の話です。

 

 

■フィリピン出身スケート選手

試合を見て驚いた

フィギュアスケートでは、何と言っても、ケガからの復活が期待された羽生結弦選手の話題かと思います。

 

因みに、私は羽生選手より、田中刑事選手の名前の由来が気になって仕方ありませんでした(敢えて検索しない派)。

 

ところが、今日試合を見ていて、とても驚いたことがあります。

 

それは、フィリピン出身のスケート選手が出場していたことです。

 

フィリピン出身...だと...?

マイケル C.マルティネス選手(Michael Christian Martinez)。マニラ出身の21歳です。

 

なぜ驚いたかというと、失礼ではありますが、東南アジアの暑い国から*1まさかスケート選手が輩出するとは、思っていなかったからです。しかも、世界レベルで。

 

今回は残念ながらフリープログラムに進めなかったマルティネス選手ですが、興味が出てきたので、経歴を調べてみることにしました。

 

興味が出た理由

因みに、なぜフィリピン出身というだけでそこまで食いつくかと言うと、私自身フィリピンに行ったことがあり、かなり思い入れがあるからです。

 

通常TVやwebでは、日本人選手か海外メダリストの話題で独占ですので、海外の、しかも入賞していない選手については、殆ど情報が流れません。

 

そういったこともあり、「こんな人もいます」と紹介したいと思いました。

 

厳しい練習環境とキャリア

・環境

フィリピンでスケート、と聞いただけで「練習する場所あるの?」と思ってしまったのですが、実際、インタビュー記事*2では、下記のようなコメントをしています:

 

・オリンピックサイズのリンクはあるが、飽くまで一般ユーザー向け

・氷の状態も悪いので、回転数の多いジャンプには向かない

・ 趣味レッスン向けのコーチしかいない。だからアメリカに渡った

 

イメージとしては、子供が大勢いる間を、縫うように練習する感じでしょうか。

 

そんな環境で、世界レベルに来れた彼は、すごいと思います。

 

・経済面

また、マルティネス選手本人は母子家庭出身で*3、経済面でも相当大変だったのではと思われます。

 

ただでさえ、フィリピンの平均収入は、日本より断然低いのです。

 

あるwebサイト*4によると、2017年は150万円ちょっとです。

 

一方、日本は420万円程度。

 

もちろん、物価もそれに応じて低いので、練習費用も日本同等ではないとは思います。

 

ただ、フィリピンでの競技人口が少なく、援助も得られにくいことを考えると、継続的に練習するのは、日本より大変そうです。

 

・キャリア

過酷な環境でたたき上げられた選手ですが、一体どんなキャリアを積んできたのでしょうか?

 

ちょうどIOCのウェブサイトに紹介記事があったので、そこから抜粋してみます。以下、翻訳&まとめです。

 

www.olympic.org

 

・スケート人生の始まり:マニラのショッピングモールで見たスケーターに魅了され、母にせがんで始めたのがきっかけ。

 

・苦難:常夏の気候と、子供の頃からの喘息。しかし、並々ならぬ努力で克服し、世界で戦えるレベルに。

 

・キャリア:2012年、15歳で第1回冬季ユースオリンピックに出場。出場したフィリピン人は、たった2人だった。同年11月には、ルーマニアでのクリスタルスケートで優勝。

 

・挫折と復活:その後、足首を痛めたが、奇跡的にソチ五輪出場。なんと五輪史上初の東南アジア出身フィギュアスケーターとなり、フィリピン人としては5人目。

 

頑張れ、マルティネス選手! 

まさに、フィリピンのスケート界のパイオニアともいえるマルティネス選手。

 

正直、今までフィギュアスケートにはさほど関心がありませんでしたが、こういう選手の側面を知り、俄然興味が出てきました。

 

是非とも頑張ってほしいです。まだまだ若いので、次の北京オリンピックでも活躍を期待したい!

 

余談

因みに、フィリピンですが、街の様子を見る限り、日本のように整った練習環境が確保するには時間が掛かりそうな印象です。

 

マニラには立派なショッピングモールがある一方で、インフラは正直「まだまだかなぁ」というクオリティです。

 

むしろ、あれを目にすると、日本のクリーンさ・便利さが行き過ぎじゃないかと思いました。(別にディスってるわけじゃないですよ!)。

 

とはいえ、それをカバーして余りあるホスピタリティがあるわけで、私は大好きな国です。日本人にはない「おおらかさ」がたまりません。

 

日本の寒さが身にこたえる年齢になったら、フィリピンをゆっくり満喫しに行きたいなぁ...

 

以上、フィリピン出身スケート選手に感動した話でした。

 

 

 

 

 

*1:因みに、マレーシア出身の Julian Zhi Jie Yee選手も出場していましたが、今回はマルティネス選手を取り上げます。

*2:Martinez puts the Philippines on the map for figure skating

*3:同上。該当箇所引用:"She is a single parent, yet she managed to give us all a good life”「母子家庭ですが、母は何とか努力して、私たち家族に不足ない生活をさせてくれていました」親への思いやりを感じます。

*4:http://www.averagesalarysurvey.com/philippines2018/2/16閲覧。レート 1ペソ=2.02円で換算