発達障害傾向ですが、「営業」できました。

毎日ひとにキレられていた私が、「人間」らしいコミュニケーションを身に着け、「営業職」として働けるようになるまでの話と、試行錯誤の記録。

パニックでキレてしまう私の心理状態について

今回は、まだ解決できていない私の困った問題について、書きたいと思います。

 

その名も「パニックでキレてしまう問題」です。

 

あなたの身近にも、信じられないくらい些細なことや、理不尽なことで罵詈雑言を浴びせる人がいるかも知れません。実は、私にもそんな傾向があります。

 

私の場合、生まれつきの発達の凹凸が原因らしいのですが、予想外の事態に対応できず、ブチギレそうになってしまいます(そして、それをなだめるのは主人です泣)。

 

私自身、まだ完全に対策できてはいませんが、キレる時の心理状態を知ってもらうことで、誰かの役に立つかも知れません。

 

そう思い、今回、書いてみることにしました。

 

■キレる時の心理状態

キレる理由

・コントロールできない怒り

最初に結論から言ってしまうと、私がキレる時の心理状態とは、 

何で私の思ったとおりにならないの!!!

というものです。

 

え、こんなん誰でもあるって?

 

まぁ、そうでしょう。ただ、自分と周囲の人を比べると、二つの大きな違いがあることに気付きました。

 

それは、「その怒りをコントロールできない」ということ、そして「予兆なく突然来る」ということです。

 

・自己防衛<<<怒り

「コントロールする」とはどういうことかというと、どんなに頭にきても、人を傷つけたり、自分の立場を悪くするような言動をせず、ぐっと飲み込むということです。

 

例えば、仮に相手が上司だったら、どんなに腹が立ってもキレちゃマズイですよね。何故なら、自分の立場が危うくなってしまうからです。いわば、自己防衛です。

 

私のオフィスにも、常に20人近くの先輩・同僚がいますが、誰一人、上司に食って掛かる人はいません(同じようなストレスを受けてもね)。

 

ところが、私の場合、相手が誰だろうが関係なく「どうしても一言言わなきゃ気が済まない!」という抑えがたい衝動に駆られ、立場をわきまえない言動を繰り返していました。

 

当然、そんな人は評価が下がります。私も十分理解しているのですが、それでも怒りの方が勝ってしまうのです。

 

これが、コントロールできない怒りの怖さです。

 

・瞬間湯沸かし器 

しかも、その怒りは徐々に溜まるのではなく、「突然」やってきます。

 

T-Falもびっくりの瞬間湯沸かし器状態です(愛用者)。

 

例えて言うなら、それまではごく平穏だったのに、誰かの一言を耳にした途端、背後からバッと怒りのマントに包まれてしまう感じです。

 

そして、正常な視野(=「上司や先輩には丁寧に接すべし」等という価値観)が瞬時に奪われ、猛烈な怒りの衝動に支配されてしまうのです。

 

一方、周囲を見ると、何かに怒っている人は、突発的な怒りではなく、積もり積もった不満からの行動が多いようです(ただ、彼らは陰で文句は言っても、決して人前でキレたりしませんが)。

 

・秩序を壊された怒り

では、具体的に、キレる際にはどんな感情が起こるかと言うと、

 

「自分が"こうあるべき"と考えている秩序が壊されてしまった」

 

というものです。

 

簡単に言うと、「想定外が起こった」ということです。 

 

・想定外でパニック

私は、ものごとへの固執傾向が強いため、知らず知らずのうちに「自分の世界のルール」を作ってしまいます。

 

例えば、「私は毎日同じ時間に○○をする。△△さんはxxという行動をとるはずだ。☆☆は□□というルールだ(例:電車は2列に並んで待つべきだ)それ以外はあり得ない」などなど。

 

そして、何らかの理由でそのルールが邪魔されてしまうと、 「秩序が壊された!許せない!」という強い感情が起こってしまいます。 

 

そうやって、別に憎くもない相手に、怒りをぶつけてしまうのです。

 

・キレる本人もつらい

 冷静に考えれば、自分の考えるルールなど、他人にとってはどうでもいいことです。

 

それに、頭の中にある世界など、誰にも分かるはずがありません。

 

ただ、頭ではそれを理解しているのに、いざ予期せぬことが起こったらパニックになり、キレてしまう。そして、その後自分のやったことを猛烈に後悔する。

 

それは、キレられた相手はもちろんですが、実はキレる本人も滅茶苦茶しんどいのです。

 

なかなか、こんな理不尽な人のことは思いやりにくいですが、キレる人の中にはそんな人間もいます。そのことは、頭の片隅に置いて頂けると嬉しいです。

 

エピソード

シャンプー事件

では、実際にどんなエピソードがあるかというと、子供の頃シャンプーでブチギレたことがありました。

 

私には、お気に入りのシャンプーがあり、リンスとセットで使っていました。

 

ところが、他のきょうだいも一緒に使っており、シャンプーだけ減るのが速かったのです。もちろん、自分専用のシャンプーなんて買ってもらえないので、共用です。

 

ただ、私にとっては、大事なシャンプーがどんどん消費されてしまうことが許せませんでした。

 

それで、ある日減り具合を見てキレてしまい、「お前はもうシャンプー使うな!」ときょうだいに言ってしまいました。

 

思い出すと、「シャンプーぐらいで…」という感じですね(汗)。 

 

鍵事件

また、成人してからも、同じようなことがありました。

 

学生の時、ある研究部屋を数人で共同利用していたのですが、休日にその部屋を使おうと出かけました。

 

ところが、私と入れ違いで退出した学生が、部屋の鍵を教務部に返却したため、その日はもう部屋が使えなくなってしまったのです。

 

もちろん、その人に「使いたい」と連絡していなかったので、私に文句を言う筋合いはありません。

 

しかし、私は我慢がならず、「ひどい!鍵を掛けないでほしかったのに!!」と激怒。それ以来、相手は口をきいてくれなくなりました。

 

今さらですが、本当に申し訳ありませんでした(土下座)。

 

未だに困る

・対策でかなりマシに

いかがだったでしょうか?

 

他にも挙げればキリがありませんが、ただでさえ空気が読めないのに、こんな調子なので周囲からは「関わりたくない人」と思われていました。

 

で、今はどうかというと、ありがたいことに多少のことではキレなくなりました

 

何かに臨むときは「想定外は絶対起こり得る」と自分に言い聞かせたり、事前に予想される「想定外」をリストアップしたりして、対応策を作るようにしたからです。

 

・仕事のお陰

また、私は海外とやり取りする機会が多いのですが、そのお陰で「理想の世界像」が崩されていったのも、理由の一つかもしれません。

 

海外には、日本人の価値観とは真逆の人がたくさんいます。時間通り行動しない、嘘ばかり言う、まじめに仕事してるように見えない*1…などなど。

 

彼らと接していると、嫌でも「こんなこともあるさ」と受け入れざるを得ません。(もちろん、当初は彼らにもキレていました。ごめんね。)

 

そう思うと、仕事の影響は侮れないなぁと思います。

 

・でもまだ困る

とは言っても、未だに困ることがあるのも事実です。

 

何故なら、どんなに事前に「想定外」を予想していても、それでもキャッチできない想定外が存在するからです。

 

一例を挙げると、先日は市役所の日曜開庁に行ったのですが、市のHPでは案内がなかったのに、行ってみたらお目当ての課は「閉鎖中」でした。

 

そのため、完全な無駄足になってしまったのです。(実際には、HP内検索に引っかからなかっただけでした汗)

 

その時は、何とかこらえましたが、しばらく怒りが消えず、精神的な負荷も相当大きかったです。

 

できれば、どんなことがあってもキレず、終始平穏な気持ちで過ごしたいものです。もし、何かいい対策をご存じであれば、教えて頂けると助かります。

 

 

以上、パニックでキレてしまう私の心理状態について、でした。 

 

*1:これらのことは、飽くまで「日本人から見たら」です。

どの国、とは言いませんが、彼らは彼らなりの正義感を持ち、仕事を立派に果たしておられます。むしろ、事実を100%事実のまま言ったり、休憩も取らず、時間通り真面目に仕事をするのは、日本人くらいじゃないかな?と、本気で思えてきます。

どちらが優れている、という単純な話ではなく、それぞれの文化圏にあったやり方があるわけで、それはそれとして受け入れるしかありません。逆に、彼らから学ぶことも多いと私は思います。