発達障害傾向ですが、「営業」できました。

発達障害の傾向がある元・営業が、「人並み」に働くための仕事ハックをお送りします。

「適切な発言ができる人」への道~その1:何を言ってもキレられた

では、いよいよ今回から、実際の困りごとに私がどう対処したか、書いていきます。

 

■問題点:何を言ってもキレられる

この見出しのとおりですが、私は本当に、口を開くたび人を不愉快にさせていました。

 

子供の頃の話でも触れましたが、私は幼少時から「思ったことをすぐ口にしてしまう」という悪いクセがありました。しかも、その発言が状況に鑑みて適切かどうかは、相手の反応を見るまで判断できないという、困ったものでした。
 
具体的には、就職が決まったと報告してくれた友人に、「あなたが就職できるとは思わなかった」と言ったせいで絶交されたり、それまで普通に接していた相手から突然「出て行け!二度と顔も見たくない」とキレられたり。他にも、数えだしたらキリがありません。
 
後者の例では、どうも私の言動が感情を逆なでし、相手はずっと我慢していたらしいのですが、当時は露ほども知りませんでした。そのため、私の実感としては「昨日まで何もなかったのに、いきなりキレられた」という、まさに青天の霹靂でした。
 
もちろん、相手は私のどこがまずかったか、教えてはくれません。なぜなら、相手にとっては「自分を不愉快にした人間(=私)は敵だ」ということだけが真実だからです。私に悪気があったかどうかや、私が突然の絶交宣言に戸惑い悲しんでいることなど、眼中にはないのです。
 
ただ、もし私が「ひとからどう思われても構わない。自分の個性を押し通すわ!」というタイプだったなら、この問題は「問題」にならなかったと思います。むしろ、「私を理解しない彼らが悪い」と開き直ったかも知れません。
 
しかし、残念ながら、私は周囲と協調して生きていきたいと願っていました。そのため、拒絶されることは本当に辛く、同様のことが起こる度に自己肯定感(ありのままの自分でいいのだ、と思える気持ち)は低下していきました。
 

■「状況を考えろ」ができていたら苦労しなかった

因みに、前の記事で触れた本「シーン別解決ブック」p.94では、対策として「状況を考えて発言することが大切」とあります。しかし、残念ながら私はそれでは上手くいきませんでした。
 
なぜなら、私の場合、一般的な理屈(「人を傷付ける言動はいけない」など)は理解できても、その「理屈」と「現在」とが上手く結びつかないからです。
 
こう言うと、ある人から「え?理屈って、普通自然に思い出すでしょ?あなたは理屈を理解していないだけなんじゃないの?」と言われたことがあります。でも、それは少し違います。
 
なかなか、この感覚を理解して頂くのは、難しいかもしれません。例えば、具体的には下記のようなことが起こります。
 
・前提:「人に嫌な思いをさせるべからず」という理屈は理解している
・状況:誰かに招待されたパーティで、想像したより出席者が少なかった
・行動:「あれ、思ったより人少ないよね」と言ってしまう
・結果:傍にいた友人から「そんなこと言っちゃダメでしょ」とたしなめられ、やっと「今言ったことは、主催者が聞いたら嫌な気分になるよな。出席者は多いほうがいいもんな」と理解する
 
つまり、私はその場で発言の適不適を考えることが、どうしてもできないのです。「状況を考えて発言すべき」という理屈は理解できても、その理屈が「ちょっと待って!」とその場で私を抑止してくれることは、ないのです。
 

■未経験の出来事に対応できない

 
これは、踏み込んで言うなら、「"初めて"の場面への対応力が極めて弱い」ということだと思います。
 
少なくとも1度経験したことなら、対応はできるのです。例えば、「そんなこと言っちゃダメ!」と叱られたことは、次回から同じ間違いを回避できます。Windowsのユーザー辞書に、新規の単語を追加するイメージです。
 
ところが、今までにない状況・出来事に対しては、どう対応すべきかという「回答」が、自分の「辞書」に用意されていないのです。用意されていないことは、考えることすら思いもよりません。全くの白紙です。
 
 しかも、人々の中で生活する限り、自分の置かれた状況は刻一刻変化し、対応すべき状況のバリエーションは無限に増えていきます。一対一対応しようとすると、気の遠くなるような作業です。
 
それでも、私は「とにかく出来ることからやろう」と、対策に乗り出しました。
 
 

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