発達障害傾向ですが、「営業」できました。

発達障害の傾向がある元・営業が、「人並み」に働くための仕事ハックをお送りします。

雑記:OJTについて、思うこと~「見て学ぶ」ができない人には不向きでは?~

今回は、本筋を少し離れて、普段思っていることを書いてみたいと思います。
 
 少し前の記事で、私が「見て学ぶ」ことができず苦労していたことを書きました。実は、同じ理由で、私には「OJT」は全く向いていませんでした。

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■OJTが苦手だった~仕事がいつまで覚えられない~

OJTとは?

もはや説明不要かもしれませんが、OJTとは「外部研修ではなく、実際の仕事を通じて必要なスキルを身に着けていく職場教育方法」のことです。

 

雑な言い方をすると、着任早々いきなり現場に放り込まれ、先輩に教えてもらいながら少しずつ仕事を覚えていく、という感じです。

 

私は多数の企業を経験したわけではないので、全般的なことは分かりません。OJTの仕組みを充実し、即戦力の人材を養成している企業も多いかも知れません。

 

ただ、私が受けたOJTは、今思えばとてつもなく自分に合わない方法でした。というのも、必要な知識が体系的に学べず、「見て学ぶ」必要があったためです。

 

体系的に学べないしんどさ

業務フローの説明がない=流れが覚えられない

 

一番辛かったのは、仕事を一連のフローとして学べなかったことです。

 

どの仕事でも、1つの業務を完了させるためにいくつものステップがあります。例えば、「受注した商品を出荷する」という業務では、

 

1)「システムに受注内容を登録する」

2)「在庫を引き当てる」

3)「配送先を確認する」

4)「配送の手配をする」

(中略)

10)「出荷完了」

 

などの細かいタスクが生じますよね。

 

私の場合、後で記事にする予定ですが、「順を追って説明してもらえないと理解できない」という困りごとを抱えています。そのため、本当は1~10の流れを最初に説明してもらい、頭に叩き込む必要がありました。

 

しかし実際には、日によって渡される仕事はまちまちで、業務フローの説明もされませんでした。そのため、個々のタスクはできるようになっても、それが別のタスクとどう関連しているのか、ずっと理解できないままでした。

 

たとえて言うなら、「点と点が線で繋がらない」状態です。

 

逆に、最終ゴールや通過点を言語化してくれたら、頭の中ですんなり全体像がイメージができるのです。まずスタートとゴールを繋ぐ線を引き、線上の点を後から置くイメージです。

 

ただ、当時は自分に発達障害の傾向があるとは知らず、単に「自分の理解が足りないからだ」と思っていました。そのため、質問もできず、一人で頭を抱えていました。

 

「言わなくてもわかるでしょ?」という誤解~「見て学ぶ」ができない~

 

さらに私を苦しめたのは、「言わなくても分かるでしょ?」というプレッシャーです。

 

OJTの中で、個別のタスクをこなすための知識は、言語的に教えてもらうことができました。「データ入力には、まずソフトを立ち上げて、ここをクリックして・・・」などという技術的な部分です。

 

しかし、一方で、言語的に説明されない部分も多くありました。先ほど挙げたタスク間の関連性や、ゴールに対する各タスクの意味合いなどです。

 

一度、とても困って「この作業をする意味は何ですか?」と質問をしたことがあるのですが、「え、そんなの普通に考えて分かるよね?」と驚かれてしまい、それ以上質問することができませんでした。

 

どうも「いちいち説明しなくても全体を理解できる人」が一定数おられるようで、私もそうだと思われていたようです。

 

また悪いことに、私が院卒であるために「理解力が高そう」と思われていたことも、「分かって当たり前」という誤解を助長していたようです(後で聞いた話ですが)。

 

でも、残念ながら私は「言われなければ分からない」人間です。「見て学ぶ」ができないのです。そのため、1つの業務を全体的に把握するのに、3年ほど掛かってしまいました。

 

■その人の得意・不得意に応じた教育が必要ではないか?

 

こういった困難があったため、私が教育担当となった際は、最初にゴールを教えてから細部の説明に入るようにしました。また、想定以上に1タスクの時間が掛かっていたら、声を掛けて疑問点がないか確認しました。

 

ただ、教える側になって感じたのは、相手によって適した教え方が違うということです。私に近い人もいれば、1つ言うと10を理解してくれる人もいます。

 

それを思うと、企業側には、その人に合った教育方法が必要なことを理解し、また教育担当となるスタッフが柔軟な対応ができるよう、研修をする必要があるのではと感じます。

 

もちろん、会社としてはコストを最小限にしたいでしょうし、教育担当としても極力短時間で済ませたい気持ちも分かります(経験済みです)。その点で言えば、上のような要望は受け入れにくいかも知れません。

 

それでも、人によっては、最初に体系的な仕事の流れを頭に叩き込む(=暗記する)ほうが、断然覚えが速く応用も効くことも、知っておいてほしいと思います。このことは、学校教育にも当てはまるかも知れませんね。

 

そして、教えられる側の人へ。

 

もしこの記事を読んで「自分も同じだ」と思ったら、先輩へ「現状では理解しづらい部分があるのですが、最初に全体の流れを掴んだほうが分かりやすいかもしれません。教えて頂けないでしょうか?」と伝えてみてほしいと思います。

 

私のように、半泣きで3年も四苦八苦することがないように、祈ります!

 
以上、OJTについて思っていることでした。

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