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就活で面接官にキレられた話と、その反省(一方的な言動が災いのもと)

最近、リクルートスーツを着た方を目にする機会が増えました。
 
就活の季節なんですね。
 
そこで、強烈な失敗談を思い出したので、自戒を込めて書いてみたいと思います。
 
プロの面接テクは巷に溢れていますが、実際に大失敗した私の話で、何かヒントになったら嬉しいです。

■面接官にキレられた

反省点

まず、最初に「こうしとけばよかった…」という反省点を書いておきます。

 

なぜ、こう思うに至ったかは、すぐ後でご説明します。

1.聞かれたことにだけ答える

2.逆質問は、許可を得てから

では、詳しく書いていきます。

 

書類は通った

かれこれ10年程前、私は大学院で研究をしながら就活をしていました。
 
そんななか、運よく有名企業に書類審査で合格し、面接に進めることになりました。
 
それは人生2回目の面接でしたが、まだ自分の知能特性も知らず、ましてや「ソーシャルスキルって何?美味しいの?」くらいの頃です。
 
どんなに「人前に出たらマズイ」人間だったか、想像すると冷や汗が出ます。
 

1回目の面接

・手ごたえなし

 因みに、人生初めての面接はどうだったかというと、何とも手ごたえのないものでした。
 
はるばる他県まで行ったはいいのですが、相手は終始無表情。一生懸命受け答えしたつもりですが、落ちました。
 
原因の一つは、私が突拍子もない質問をしていたからかもしれません。
 
というのは、大変恥ずかしいのですが、就職マニュアルでよく見かける「面接ではこれを聞こう」といった質問の意図を、全く理解していなかったのです。
 

・質問には意味がある

例えば、「離職率を聞こう」というもの。
 
これは、要するに「どれだけ辞める人が多いか」を示した数字で、低ければ低いほど働きやすいと思われます。
 
それを知るメリットとしては、いわゆるブラック企業を避けられる、などがあります。
 
ただ、企業側にとっては、正直あまり伝えたくない情報です。
 
そのため、本来なら遠回しに、しかも先方との関係がある程度築けた段階で、聞かなければいけなかったのだと思います。
 

・意味も分からず質問してた

しかし、私は「離職率」という言葉の意味は知っていましたが、自分へのメリットや、企業にとっての意味あいが、全くわかっていませんでした。
 
そのため、言うタイミングも弁えず、ガンガン質問していました。
 
もう、こんな人が就活しちゃダメな気がしてきましたが、続けます。
 

問題の面接

・当日

さて、問題の面接当日の話です。
 
会場に行くと、だだっ広い会議室に、長机が「ロ」の字型に配置されていました。
 
そこで、私と面接官は、かなりの距離を取って真正面に着席しました。
 
面接は、まず自己紹介から始まり、研究内容や志望動機を順当に答えました。
 

・立場をわきまえず...

しかし、話を進めるうち、面接官がご自身について、仕事上の心構えを話して下さいました。
 
私には、それがとても興味深く思え、身を乗り出しました。そして、ここから雲行きが怪しくなってきたのです。
 
私は、面接を受けていることも忘れ、相手に矢継ぎ早に質問を繰り返しました。社内での人脈形成法は?チームの雰囲気は?など。
 
相手は返答してくれましたが、いつしか本筋を大きくそれてしまいました。
 
そしてその時、事件は起こったのです。
 

・いきなりの怒声

君は、一体何をしに来ているんだ!!これは面接だ!!

 

いきなりの怒声に、体がビクッとなりました。

 

「私が制止しなければ、君はいつまでも関係ないことを話し続けていたはずだ!!いい加減にしたまえ!!

 

ハッと我に返りました。そこには、怒りで形相を変えた面接官の姿がありました。

 

「熱中すると周りが見えなくなる」という私の特性により、自分の立場を忘れてしまっていたのです。

 

私は「申し訳ありません...」と力なく言うほかありませんでした。

 

面接はそこで終了となり、後日不合格の通知が届きました。

 

■反省

その後、何度か「面接」を経験し、就職後のノウハウも含めつつ、下記の2点をすべきだったのでは?と思うようになりました。

1.聞かれたことにだけ答える

2.逆質問は、許可を得てから

以下、説明させてもらいます。

 

1.聞かれたことにだけ答える

・それは聞いてない

そもそも面接は、「会社のために働く能力があるか」見るためのものです。

 

能力にも色々ありますが、とても基本的なこととして「受け答えができる」ということがあります。

 

例えば、上司が「昨日指示したレポートできた?」と聞いたのに、「いや、できてないんですけど、昨日行ったライブがすごくて、もうギターがグワーってなってて、ベースがドゥーンってなってて、めっちゃ感動しました!」とか言われても困るのです。

 

私が面接官に逆質問責めしたのも、この「ライブの話」と同じです。

 

聞かれたことに対し、適切に・簡潔に回答できることを示さないと、どうも印象で減点されてしまうようです。

 

・簡潔+詳細

では、私はどう言い方を変えたかというと、「簡潔な内容」+「理由or詳細」のセットで答えるようにしました。

 

例えば、こんな感じです。

  • 面接官:大学での部活動について、教えて下さい。
  • 私:はい。大学では、軽音部で、ボーカルに励みました(簡潔な内容*1。なぜボーカルかと言うと、人前での度胸をつけたいと考えたからです(理由)。また、仲間との共同作業では、衝突もありましたが、それぞれの長所を生かし一つのものを作り上げる達成感がありました(詳細1)。この経験は、働くうえで大いに役に立つと考えています(詳細2)。

 

飽くまで私自身の経験なので、理論として正しいかは分かりません。しかし、大体4文くらいに収まるよう発言すると、しっかり聞いてもらえることが多いです。

 

(因みに、私が出会った中では、話途中で手元の資料をじっと見たり、時計に目をやったりされると、「これまずいな」と思います)

 

2.逆質問は、許可を得てから

また、むやみやたらに逆質問*2をするのはやめ、「何か聞きたいことはありますか?」と言われてから、質問するようにしました。

 

また、もしこのように言われない場合は、企業側からの質問が全て終わってから、「恐れ入りますが、伺いたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」と言い、許可を得てから質問しました。 

 

面接する側にも手順があるので、先方の質問をさえぎって逆質問すると、またあんな悲惨な目に遭うかも、と恐ろしいです。

 

合否はもちろん、フラッシュバックが(深刻)。

 

以上の2つを、反省を込めて実践するようにしていますが(資格面接など)、今のところ大きな問題は起こっていません。

 

励まされた

因みに、問題の面接の後、面接官から意外な言葉を掛けられました。

 

どうも、私が上手くコミュニケーションできないことを、予めご存じだったようです。

 

「そういう部分があることは、コンサルさんから聞いていました。私も、境遇は似ています。これから頑張ってください。」

 

さっきとは打って変わって、穏やかな声でした。

 

この言葉の意味は、その時はよく理解できませんでしたが、もしかしたら私と同じような問題を抱えつつ、仕事をされていたのかも知れません。

 

今でも忘れられない

このエピソードは、フラッシュバックが酷かったころは頻繁に現れ、私を苦しめました。

 

ただ、それが収まった今、こうして文章にしてみると、ああして叱らざるを得なかった面接官の立場も、ほんの少しわかる気がします。

 

普通なら、流れをぶった切って次の質問をするか、その場で面接を終了してもいいようなところです。そのほうが、エネルギーを使わずに済むからです。

 

しかし、敢えて声を荒げたことで、私に「間違った振る舞いだ」と教えて下さったのかも知れません。

 

そういう意味では、どんなにソーシャルスキルが身についても、このエピソードは忘れてはいけない気がします。

 

 

我ながら痛い思い出ですが、ちょっとでも誰かの役に立てば、嬉しいです。

 

私と同じような経験をする方がいないことを祈りますが、どんな方にも、自分に合った仕事が見つかることを祈ります!

 

以上、面接官にキレられた話と、その反省でした。

 

*1:因みに、私自身は軽音部は経験していません。イケてる人々の集まりに、なじめませんでした。

*2:企業側に対し、面接を受ける側が質問すること。

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