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子供の頃5)チック症状と、いじめ被害について

こんにちは、Katieケイティです。

 

実は、私は子供の頃、ひどい「いじめ被害」に遭っていました。

 

今回は、その時のことについて書きたいと思います。

 

いじめの思い出は、大人になった今でも忘れられるものではありません。むしろ、人生観の奥底に根を張り、生涯自分の考え方に影響を与えるものだと思います。

 

ツラい話になりますが、よかったら読んで頂けると嬉しいです。

 

■仲間外れの子

保育園で

・予兆

私は社会人になってから周囲とのトラブルが続いていましたが、実は保育園の頃からその予兆が現れていました。

 

その兆候とは、「仲間外れ」にされたことです。原因は、クラスの中で私だけ字が読めたことでした。

 

今もはっきり覚えているのは、こんな場面です。

 

ある日のこと、私は夢中で絵本を音読していました。

 

・本を読んじゃダメ

すると、友達が3人ほど駆け寄ってきて、こう言いました。

 

「保育園は、本を読むところじゃないよ!」

「そうだよ!」

「変だよ!」

 

私は、呆気に取られました。

 

確かに、クラスで字が読めたのは私だけでしたが、それでもなぜ楽しみを邪魔されねばならないのか?

 

私には、全く分かりませんでした。

 

その後も、折に触れて彼らは、私を仲間外れにしようとしました。

 

今思うと、自分と異質な人間を排除しようとする本能は、こんな3、4歳の子供にも備わっているんだな、と驚きます。人間の、残酷な一面です。

 

・周囲との違和感

しかし、自分自身の中にも、「何か違う」という気持ちがあったのも事実です。

 

というのは、こんな風に言うと語弊がありますが、周囲の子供たちが幼稚に見えてしかたなかったのです。

 

年齢は同じなので、先生からは同じもので遊ぶよう指示されます。砂場やプール、絵の具など。しかし、楽しそうにはしゃぐ他の子を見て「何故こんなことで楽しめるのだろう」と冷めた目で見ていました。

 

しかし、それを適切に言葉にすることは、まだできませんでした。

 

そのため、決められた時間は周囲に合わせ、みんなが帰った遅い時間に、一人で本を読むのだけが楽しみでした。

 

小学校で

・チック

しかし、小学校に入ると、いよいよ周りに合わせるのが難しくなってきました。

 

そして、とうとう身体症状がでました。「チック症状」です。

 

過剰にまばたきをするようになり、家族が心配して私を眼科に連れて行ったのです。そこで、チックと診断されました。

 

集団登校でいじめられたり、グループ行動についていけなかったり、そんなストレスが重なったからだと思います。

 

自分に起こっていることはよく理解できませんでしたが、とにかく「まばたきしないと眼が気持ち悪い」という感じで、どうしてもやめられませんでした。

  

・いじめ

そうこうするうち、苛烈ないじめが始まりました。

 

その当時、クラスにはいくつか女の子のグループがあったのですが、私は集団行動に意味を見いだせず、ずっと一人で行動していました。

 

すると、徐々にグループのリーダー格の女の子から、いじめを受けるようになりました。そして、それは男の子にも広がりました。

 

「いじめ」というと、からかったり、ちょっかいを出したりというような軽い響きがありますが、私が受けたのは立派な暴力行為です。

 

・暴力行為

初めは文房具がなくなる、無視されるなどの軽いものだったので、私もさほど気に留めませんでした。

 

しかし、抵抗しないでいると、次第にエスカレートしていきました。

  • わざと足を引っかけて転ばされる
  • 着替えがなくなる。探したら、ゴミ箱に入っている
  • 数人に囲まれ、逃げ場をふさがれ、殴られる
  • 衣服をはがれ、箱に閉じ込められ、数十分のあいだ外から叩かれ続ける

 

1年前後、こんな日々が続きました。「アホ」「バカ」「キモイ」「死ね」等の暴言を、当たり前のように毎日浴びることになりました。

 

毎日毎日「休みたい、今日は台風来ないかな、風邪ひかないかな、お腹痛くならないかな、学級閉鎖にならないかな、どうしたら死ねるのかな」ばかり考えていました。

 

でも、とうとう「いじめがつらいから」という理由で、休むことはできませんでした。

 

・休めない

何故なら、私には、「つらい現状から脱するために意思表示をしてもいい」「学校は休んでもいい」という発想が、全くなかったからです。

 

大人になってから受けた知能検査で、「特定の状況への強い固執傾向がある」という結果が出ました。今思うと、「真面目に学校に行かなきゃ」という異常な固執が、私を毎日学校に行かせたのだと思います。

 

もし、自分の子供がこんな日々を過ごし、しかも意思表示もできず、一人で苦しみを抱え込んでいたらと思うと、もうどうしていいか分かりません。怒りで自分をコントロールできるか、心配なくらいです。

 

でも、今ならそう思えるくせに、子供の私は、両親に状況を伝えることができませんでした。

 

以前書いた吃音の症状が出たのも、ちょうどこの頃です。 

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・原因?

因みに、よく「いじめられる方にも原因がある」と聞きますよね。

 

そんな私は一体何をしていたかというと、

  • 「授業には真剣に参加する」
  • 「休み時間は一人黙々と本を読む」
  • 「給食時間は、とりあえず誰かと一緒に食べる」

主にこの3点です。

 

人間よりも、本の中の世界や、豊かな語彙に触れられること。そして、本を読み終えていく達成感に、夢中になりました。

 

また、他の子たちが私を排除したくなったもう一つの要因は、他の子より勉強ができたという点ではないかと思います。

 

・勉強ができた

私は、学年では常にトップクラスの成績でした。

 

定期テストでは、主に95点以上でした。宿題以外に勉強はしていません。授業に出ていれば、自然と内容は頭に入りました。

 

ただでさえ単独行動ばかりで「悪目立ち」しているのに、成績がいいとなると「何なんだ、あいつ」と思われるでしょう。それは、無理もないことだろうとは思います。

 

 ・いじめの理由にはならない

ただ、異質な人間を恐れる気持ちは分かりますし、子供の乏しい語彙ではその感情を適切に処理できないのも仕方ないことですが、かといっていじめ(暴力)に奔ってもよいという正当な理由にはなりません

 

もし、私に子供ができ、言葉を理解できる年齢になったら、その時は下記の5つのことを教えたいと思います。それが、いじめを経験し大人になった人間として、せめて出来ることだと思うからです。

  • この世には多様な人間がおり、自分と全く違う価値観もあること
  • そういった人たちと互いに認め合い、協力して(仲良く、とは違う)生きていかねばならないこと
  • 異質な価値観を受け入れるには、苦痛を伴うこともあること(プライドが傷付く/自分の価値観を否定された気持ちになる等)
  • そして、その苦痛に対し、どんな理由であれ、暴力や暴言で対応してはならないこと
  • 逆に、笑顔で受け入れることができれば、相手は(100%ではないが)自分を受け入れてくれる可能性が高いこと

 

これらのことは、私が社会人となり、様々な国の人達と衝突や和解を通じて得たものでもあります。

 

異質な人間との付き合いは、基本、苦痛だらけですが、それを乗り越えた人には広く豊かな世界が存在すると思います。いじめを非難する代わりに、このことを書かせてもらいました。

 

 ・終わりに

こんな風に、小学校時代はあまりいい思い出がありません。

 

唯一楽しかったのは、読書や帰宅後のゲーム(スーファミやプレステ)などの一人遊びですが、没頭し過ぎて体調を崩すなど、「ほどほど」が分からない子供でした。

 

しかし、中学校に入ると、摂食障害を発症し、今に至るまで健康を損なう原因となってしまいました。次回は、このあたりのことを書く予定です。

 

<追記>いじめについて

この場を借りて、本筋ではありませんが、いじめに関しての考えを書かせて頂きます。

 

昨今、いじめに関しては、様々なニュースが報じられ、とても悲しい気持ちになります。特に、子供がいてもおかしくない年齢になると、なおさらです。

 

今回、いじめを受けていても、「SOSを発することが出来なかった」と書きました。ただ、意思表示ができなかったり、通学への固執から逃げ場のなくなる人は、私以外にもいるのではと思います。

 

もし、いじめ被害者の方がこれを見ているなら、覚えていてください。

 

いくら親に「学校には毎日行きなさい」と言われても、「自分はこんな状況に置かれていて辛い。逃げたい」と言う選択肢はあります。このことを、知っておいてほしいのです。

 

また、過去にいじめをしてしまった人。いじめを受けた本人は、たとえ何年経っても、つらい思い出を抱えたまま生きています

 

でも、もし、相手が自分と連絡を取ってくれる環境にあるなら、私なら謝ってほしいです。

 

もちろん、「謝らなくていい。一生顔も見たくない」という人もいるかも知れませんが、私は、謝ることができる人は、過去の自分の行為に向き合う勇気のある人だと思うのです。

 

(以上)

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