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「他人に共感できない」という欠陥の正体~私を苦しめてきたもの(中編)~

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こんにちは、Katieケイティです。

 

前回は、発達障害によくみられる「共感性の欠如」について、私が幼少時に経験したエピソードをご紹介しました。

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今回は、成人してからのエピソードについて書いてみたいと思います。

他人に共感できない

■私のエピソード(後編)

・大学の同級生から絶交される

(二十歳を過ぎても治らず)

思ったことをすぐ口に出し、そして相手から拒絶される。

 

こんなことが、小学校以降も度々ありました。その度に私は「またやってしまった」と罪悪感に駆られましたが、二十歳を過ぎてもそのクセは全く治りませんでした。

 

大学生の時にも、とてもショックな出来事がありました。

 

仲の良かった友人に、自分の発言がきっかけで絶交されてしまったのです。

 

(仲の良い友人と)

それは、4回生の秋のことでした。

 

殆どの同級生が就職を決め、あとは単位を満たすばかりとなった時期。

 

私は、親からさんざん就職をせっつかれたものの、どうしても研究がしたくて大学院の受験を決意した頃でした。内部進学でも簡単に落とされてしまう、厳しい大学でした。

 

そんな折、1回生の時から仲の良かった友人とばったり会い、キャンパス内のカフェでお茶を飲むことになりました。

 

(何気ない一言)

その子はとても可愛らしく、天真爛漫な雰囲気で、何となく「話しやすいなぁ」と思っていました。それが気の緩みにつながったのかも知れません。

 

彼女は

 

「とうとう就職が決まったの!憧れの○○業界で働ける」

 

と嬉しそうに言いました。

 

その業界は、私の印象では、彼女のようなあどけなさのある女性とはかけ離れた、厳しい世界に思えました。

 

そして、私は言いました。

 

「へぇ、あなたみたいな人でも就職できるんだね」

 

すると、彼女はニコニコして、その後も変わらない様子で接してくれました。

 

(絶交)

しかし、その日の夜、携帯電話に届いたメールを見て、私は愕然としました。

 

「もう絶交したい」という意味のことが、書かれてあったのです。

 

理由は、

 

相手のことを配慮できない人間とは、付き合いたくないから」

 

その日、私が言った「あなたみたいな人でも…」という言葉が原因でした。

 

私は、それを見て自分を責め、声を上げて泣きました。そして、「今までありがとう」とだけ、返信しました。

  

・母の努力を否定する

(20代中盤のこと)

これだけ痛い失敗を繰り返しても、私は自分の言動をコントロールする術を身に着けることができませんでした。

 

「自分は知能的に何かおかしい」とは自覚していましたが、当時は「発達障害」という言葉が全く報道されていなかった時代です。

 

睡眠障害や抑うつなどで度々精神科を受診してはいたものの、医師からは薬を出されるだけで、知能検査の提案など一度もありませんでした。

 

「あなたは自己分析できる賢い人だから、知能に異常なんてないよ」と笑う医師さえいました。

 

そして、劣等感を抱えたまま20代も中盤に差し掛かった頃、今度は肉親を深く傷つける事態となってしまいました。

 

(母の努力)

ある年の正月、私は実家に帰省していました。

 

遠く離れた場所でしたが、お盆と正月には必ず帰ることにしていたのです。

 

その頃、私の祖父母が体調を崩し、母がその看病につきっきりになっていました。彼女はフルタイムの仕事を抱えながら、昼休みも家に帰って2人の看病をし、毎日疲労困憊だったろうと思います。

 

ただ、「他人の心情を察する」という能力が低い私には、彼女がどんな思いでそれをしているのか理解することができませんでした。

 

(ミスを指摘)

そして、ある日の食卓。

 

彼女がごく些細なミスをしてしまい、私はそれを家族全員の前で指摘しました。

 

すると、彼女が急に立ち上がり、私の腕を掴んで隣の部屋に入りました。

 

私を睨み付けた彼女は、目にいっぱい涙を溜めていました。

 

(母の涙)

「なんで、そんなこと言うの?私がどれだけ頑張っているか、あなた分かってるの?」

 

それを聞いて、私はハッとしました。そして、ようやく理解しました。

 

母は、自分の時間も作らず、ただひたすら家族の世話と祖父母の介護に全精力を傾けていました。それは「献身」そのものだったはずです。

 

しかし、そのひたむきな努力が、彼女の精神を徐々に追い込んでいたのです。そして、私が彼女の非を咎めたことで、ダムのように貯まったその苦しみが一気に溢れ出てしまったのです。

 

(後悔)

本来なら、彼女の大変さを慮り、「ちょっとしたことは見逃そう」と考えるべきだったのでしょう。世渡り上手なマジョリティの方なら、それが自然にできたと思います。

 

しかし、私には、その能力が欠如していました。

 

母には申し訳ないことをしてしまったと、今でも後悔しています。

 

(なお、彼女はフルタイムの仕事を全うしつつ、立派に介護を務め上げ、祖父母を看取りました。私には到底マネできないことだと、心底尊敬しています。)

~~~~~~

次回は、こんな私の抱える「共感性の欠如」という問題について、自分なりの考察を書いてみたいと思います。

 

以上、「他人に共感できない」という欠陥」中編でした。

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