発達障害傾向ですが、「営業」できました。

発達障害の傾向がある元・営業が、「人並み」に働くための仕事ハックをお送りします。

「人の話し声」が気になって集中できない!当事者の感じ方(私の場合)

話し声 集中できない 発達障害

人の話し声って、本当にストレスなんです…!


こんにちは、Katieケイティです。

皆さんは、「人の話し声」で集中できなかったという経験はありませんか?

「仕事したいのに、先輩の声がやかましい…」

「カフェで読書しようにも、他の人のおしゃべりが耳障り…」

実は、私もそうなんです。

ただ、定型発達の人と私(発達障害の傾向あり)とでは、どうも「気になる」のレベルが違うよう。

そこで今回は、当事者にとって「人の話し声」がどれほど「気になる」ものなのか、書いてみたいと思います。

「話し声が気になる」問題

■ 自覚のきっかけ

・バスの中で

「人の声って、何でこんなにうるさいんだろう…」

私が初めてそう思ったのは、10代の初め頃でした。

ある日、バスの中で小説を読もうと本を開いたら、後ろの席から話し声が聞こえてきたのです。

それは決して「騒音」というレベルではなく、むしろ耳をすましてやっと聞こえるような「ささやき声」。普通の人なら、バスのエンジン音に邪魔されて聞こえないレベルだと思います。

 

・なぜか耳が拾ってしまう

しかし、そんな小さな音なのに、なぜか私の耳は集音器のように彼らの声を拾ってしまいました。

「どんなに頑張っても、文字が頭に入らない…」

結局本を読むことはできず、集中力を振り絞ったせいでクタクタになったのを覚えています。

それ以降、プライベートや仕事を問わず、「人の声」に集中力をかき乱され疲れてしまうという状況が続いているのです。

 

■当事者の体感レベル

では、そんな私にとって、一体「人の声」はどんな風に感じられるのでしょうか?

具体的にご説明してみたいと思います。

 

・脳内が「ニコ動の弾幕」状態に

皆さんは、「ニコニコ動画(ニコ動)」をご覧になったことはありますか?

ユーザーが動画上にコメントを流せるサービスがあり、人気動画では元々の画面が見えないくらい大量の文字が流れます。これが「弾幕」と呼ばれるものです。

実は、人の声に集中力をかき乱されている時、私の脳内はまさにこの「弾幕」状態と化しているのです。

つまり、「自分の思考が他人の声にかき消され、何も考えることができない」という状態です。

 

・集中しようと思うほど悪化

(普通の人の感覚)

「じゃあ、もっと気合い入れて集中すればいいんじゃないの?」

「俺だって人の声は気になるよ。でも集中できるし。気にし過ぎじゃない?」

そう思う方もいるでしょう。実際、大勢の人がいるカフェで勉強できる人もいるわけですし、そんな方には不思議で仕方ないと思います。

 

(意志とは無関係に)

しかし、私の場合は集中しようとしても逆効果。むしろ、頑張れば頑張るほど、逆に集中力が奪われてしまいます。

体感としては、自分の意志とは無関係に脳が「人の話し声」を優先的に処理していくという感覚です。

脳を所有しているのは私自身ですから、本来は「自分の意識」を最優先してくれればいいはずですよね。しかし、どういうわけか、そうならない。これが、発達障害とそうでない人との違いだと思います。 

 

・気が狂いそう

さて、いったんこの 状態に陥ると、本人はどうなってしまうのでしょうか。

大げさに思われそうですが、私の場合は「気が狂いそう」になります。

「気が狂いそうだ」という表現は、比喩的に軽い意味でも使われますよね。しかし、当事者として感じるのは、冗談ではなく本当に「頭がおかしくなりそう」だ、ということなのです。

脳の回路がショートしそうな、感情のコントロールが利かなくなるような、そんな感覚。到底、まともに仕事などできません。

 

・逃れる方法が限られる

(耳栓やイヤーマフがあるが)

こんなに苦しいわけですから、「何とかして逃れたい」と思うのが普通です。

ところが、厄介なことに、この症状には対策方法が限られているのです。

例えば、防音には耳栓イヤーマフというツールがありますよね。これらはある程度の音なら遮断することが可能です。

しかし残念なことに、職場という環境では、誰もが使える訳ではありません。

 

(使えない理由)

何故かというと、

  • 発達障害をオープンにしていない場合、上司の許可が得られにくい
  • 上司から許可されても、周囲の人の理解を得にくい
  • オープンにしていても、先輩や上司に声を掛けられたら気付けない可能性があり、仕事に支障が出る

という理由があるからです。

私の場合、発達障害の傾向に気付かず就職したため、当然上司や周囲には相談できませんでした。

また、これらのツールを使っても、完全に音を遮断できるわけではありません。音域や声量によっては、耳が反応してしまうケースも多々あります。

こういうわけで、プライベートならまだしも、仕事中となると対策が非常に困難になってしまうのです。

 

■最高の環境は「一人」になること

そんなわけで、仕事中の「人の話し声」は、私にとって大変なストレスでした。

これを解消すべく、苦心のすえ生み出したのが下記の対策です。

 

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ただ、どんなに対策を取ったとしても、無理なく快適に過ごすには程遠いもの。いつも何らかの気苦労や、他の人にはない努力をしなければなりません。そのため、私にとって理想の環境とは、どうしても「一人の空間」になってしまうのです。

他人の話し声が一切しない、壁からの音漏れもない。そんな場所で仕事ができたら、どんなに幸せでしょうか。

会社員生活ではほとんど実現不可能ではありますが、いつか理想の仕事環境で働ける日を、私は夢見ています。

 

以上、「人の話し声」が気になる問題についてでした。