こんにちは、
皆さんは、「人間関係」のせいで仕事で困ったことはありませんか?
雑談ができず、顧客の心をつかめない。
地雷を踏んで、上司をすぐ怒らせてしまう。
そんな方も、多いかも知れませんね。
実は、私自身も仕事上の人間関係で苦労したひとりです。そして、「営業」という仕事だからこその大変さも思い知りました。
そこで今回は、人間関係ができないと、実際に「営業」の仕事でどんな影響があるか、詳しく書いてみたいと思います。
人間関係ができないと、仕事でどう困るか?
■「人間関係」は仕事の大前提
下記のページでも書きましたが、私は職場での人間関係トラブルが原因で、発達障害の傾向を知ることとなりました。
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かなりの破滅的なトラブルで、職場では味方を失い、完全に孤立してしまったのです。
実は、それまで私は、仕事に対してこのように考えていました。
「どんなに人間関係が下手でも、仕事で成果を挙げれば認めてもらえる」
「仕事と人間関係は、無関係だ」
しかし、実際にはその真逆。人間関係とは、仕事の大前提ともいえる重要な要素だったのです。
■「営業」と「人間関係」
(どんな仕事にも必要なスキル)
これは、単純に「モノを作る人」だけでは成り立ちません。
それを見込み客にプレゼンする人、販売する人、お金を回収する人…などなど。実際には、たくさんの人の分業によって、仕事が成り立っているのです。
(営業には特に必須!)
あらゆる難局を人間関係によって切り抜けていかねばならない、「人間関係がすべて」の仕事です。
- 注文が入らない
- 仕事が回らない
- 売上が上がらない
- 評価が下がる
- 追い詰められ、体調を崩す
・注文が入らない
(顧客との関係性が大事)
営業という仕事で一番大事にしなければならないのが、「顧客との関係」です。
彼らとの関係は、常に良好でなければいけません。
なぜなら、どんなに温厚な人でも、「嫌いな人」からモノを買ってくれるほど優しくはないからです。
そのため、苦手な顧客とも表面上はうまく付き合い、時には自分の私生活を削ってでも対応する必要すらあるのです。
(人間関係が壊れると…?)
そんな大事な顧客との関係性が、自分のコミュニケーション下手のせいで壊れてしまったら、どうなるでしょうか?
友達なら、「嫌われちゃったなぁ…あーあ」で済むかもしれません。
しかし、顧客の場合は、そう簡単ではありません。なぜなら、「注文が取れない」という実際の問題が待ち構えているからです。
(営業には死活問題)
営業とは、「注文を取り続ける仕事」です。そして、「ノルマ達成を目指し続ける仕事」です。
その大事な大事な注文が取れなくなってしまったら、どうなるでしょう?当然、必死になって新規客を探すか、他の既存客からの注文を増やすかする必要が出てきます。
しかし、これらは口で言うほど、簡単ではありません。
そのため、「顧客との人間関係」は、死活問題に直結すると言っていいほど重要なキーワードなのです。
・仕事が回らない
(社内仕事はこんなにたくさん!)
なぜなら、営業は「社外」の顧客だけでなく、「社内」の関連部署との接点も非常に多い仕事だからです。
- 注文の処理を担当に依頼
- 在庫情報の取得
- クレーム対応部署との連携
- 下請け会社との連携
- 各種書類の発行を担当に依頼 etc...
(もし「自分でやれ」と言われたら…?)
これらは部署内で行われることも、他部署に依頼する場合もありますが、いずれにせよ「自分ひとりでは背負いきれない」仕事ばかりです。
しかも、どれも自分が実績を上げるために必要不可欠な仕事ですから、その重要性は分かりますよね。
これが、もし他部署のキーマンに「お前気に入らないから、もう自分でやって」と言われたら…一体どうなるでしょう?
物理的に可能な内容であったとしても、その仕事を肩代わりすれば時間と労力が大幅に奪われます。
そして、本来の仕事である「営業」活動が、できなくなってしまうのです。
・売上が上がらない
さぁ、こうなったら大変です。
顧客から嫌われて注文が取れない。
社内から「のけ者」にされて仕事が頼めない。
すると、必然的にめぐってくるのは「売上が上がらない」という状況です。
営業という仕事は、先ほども言いましたが、「ノルマ達成を目指し続ける仕事」です。ノルマが達成できて初めて、仕事の成果が認められるのです。
なのに、売上が上がらなくなってしまったら、達成など到底望めるはずがありませんよね。
「営業」という仕事の根幹が、崩れてしまうのです。
・評価が下がる
こうなると、避けられないのが「人事評価への影響」です。
事務職とは違い、営業職では「売上成績」への評価がボーナス査定や昇進の基準に大きく響いてきます。
すると、当然ながら、売上の上がらない営業担当者は「仕事のできない人」と評価され、ボーナスも低く、そしてなかなか昇進ができません。
いくら毎日残業していても、いくら人に見えない努力をしていても、残念ながら売上という「数字」しか見てもらえないのが営業という仕事。
したがって、人間関係が下手な人は、評価も低調にならざるを得ないのです。
人間関係がうまくいかないと、このように「営業」としての仕事を全うできず、評価もしてもらえないという怖さがあります。
実際、いまこんな状況に置かれている…という方もいるのではないでしょうか?
当ブログでは、「コミュニケーション対策」のカテゴリに「人間関係を上手く乗り切るための仕事ハック」を載せています。
ミスした時の謝り方、人への上手な相談の仕方などなど。ぜひ、参考になさって下さいね!