こんにちは、
今回は「オフィスがうるさくて集中できない時」の対処法についてです。
例えば、
- 大声で電話をする同僚
- 部下を叱る上司
- 指でトントン机を叩く先輩
などなど、毎日「うるさいなぁ」と思いながら仕事してはいませんか?
これでは能率も上がりませんよね。
そこで、こんな騒音に煩わされないための方法をご紹介します。
うるさいオフィスからは「離れる」がベスト
■対策
職場の騒音ストレスを回避する方法。
それは、「その場をそっと離れる」というものです。
「え?それだけ?」
と思う方もいるでしょう。
しかし、このシンプルな方法にはいくつかコツがあり、やり方によっては効率もグンとUPするのです。
ストレスも軽減でき、仕事もはかどるなら一石二鳥ですよね。
■実践方法
ではさっそく、具体的な実践方法を見ていきましょう。
- 騒音が発生し始めたら、
- 時計/携帯電話
- 筆記具/PC
- 必要資料
- トイレの個室か空いている会議室に移動する
- 15分経ったらオフィスに戻る
- 騒音が収まらなければ、集中力が要らない仕事をする
では、一つずつ詳しく解説しますね。
・騒音が発生し始めたら、時計/携帯電話、筆記具/PC、必要書類を持ってそっと席を離れる
まず、席を離れる際の持ち物に注意しましょう。
必ず移動先で「仕事の続き」ができるよう、下記のアイテムを忘れないでください。
- 時計または携帯電話(時間確認用)
- 筆記具またはPC(記録用)
- 必要資料
もちろん、「手ぶらで離席し、コンビニでコーヒーでも買ってくる」という方法も有効ですが、毎回は難しいもの。なぜなら、その
・トイレの個室か空いている会議室に移動する
次に、移動先です。
これは断然「トイレの個室」か「空いている会議室」がオススメ。なぜなら、集中して作業ができるからです。
トイレは意外に思えますが、狭い密室ではおのずと集中力が高まるもの。
それに、個室なら他人が入ってくる心配もなく、完全にあなただけの空間になるのも好都合です。
ただでさえ大勢の人がいるオフィスで、集中力を維持するのはエネルギーの要ること。そんな中、ひとりで作業に没頭できる場所があるのは、とても貴重なことだと言えるでしょう。
・15分経ったらオフィスに戻る
そして、15分したら席に戻る。これも重要です。
なぜ15分かというと、ちょうど「人の集中力の区切り」がそのぐらいの長さだからです*1。
つまり、どんなに大声で話す人でも、それはせいぜい15分程度しか継続しないと推測できるのです。
また、15分以上だと「あの人、どこ行ったんだろう?」と怪しまれるリスクも出てきます。
そのため、15分で一度様子を見に席に戻るのがオススメなのです。
・騒音が収まらなければ、集中力が要らない仕事をする
しかし、もし15分経っても騒音が止まない場合はどうしたらいいのでしょうか?
そんな時は、諦めて「資料ファイリング」や「デスク掃除」など、集中力の要らない仕事で時間を稼ぎましょう。
これらは重要度・緊急度は低いものの、いつかはやるべき仕事。したがって、これを好機と思って終わらせてしまえばいいのです。
心配しなくても、そのうち騒音は収まります。永久に話し続ける人なんて、絶対にいないのですからね。
■なぜ「離れる」が有効なのか?
・相手を刺激せずに済むから
では、そもそもなぜ「その場を離れる」が有効なのでしょうか?
それは、ズバリ「相手を変に刺激せず、居心地のいい空間に逃げられるから」です。
詳しく解説してみましょう。
・「大声が普通」の人もいる
大声や騒音を、毎日のように立てる人。
彼らの共通点は、一体何だと思いますか?
それは、「その行為を問題だと思っていない」ということです。
例えば、
- 自分の声は特別大きいと思っていない
- 周りの迷惑になることを想像していない
など。つまり、本人はごくごく「普通にしている」つもりなのです。
また、外国出身者でも、国によっては大声の場合があります(特にインド、中国など)。これは、そのボリュームで喋るのが普通なためであり、決して悪気はありません。
・逆上される危険も
そんな相手に、もし「迷惑です」と伝えたとしたら、どうでしょう?
「そっか、ごめんね…もっと静かにするよ」
と素直に聞き入れてくれると思いますか?
答はNO。
・「無駄な対立は避ける」がベスト
きっとあなたは
「何ぃ?!俺はごく常識的だぞ!!おかしいのはそっちだ!」
「私の声が大きいですって?!まぁ、失礼ね!」
と、逆上されてしまうことでしょう。そして十中八九、あなたへの個人攻撃が始まってしまいます。さらに「仕事で協力してくれない」等の問題も起こりかねません。
従って、相手に直接指摘することは、相当にリスクの高い行為。だからこそ、相手を刺激しない方法がベストなのです。
・物理的に隔離する効果も
また、もう一つ別のメリットもあります。
それは、その場を離れることで、苦手な人の存在を意識しなくて済むということです。
仮に、同じ空間にいながら対策したとしても、100%その人の存在感から逃れるのは不可能。なぜなら、声は聞こえるし、相手の姿も見えてしまうからです。
しかし、物理的に隔離してしまえば、そんな心配もありません。
こういった意味でも、自分から席を離れるのは効果的だと言えるのです。
■最後に
いかがだったでしょうか?
今まで、仕事中の騒音にじっと耐えてきた方も多いことでしょう。
でも、もう我慢する必要はありません!
どうかこの方法を試されて、自分にとって快適な仕事環境を見つけて下さいね。
以上、職場の騒音に対処する方法でした。
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少しお高いですが、一度使うと他のノートを使う気にはなれません。
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*1:朝日新聞デジタル「勉強時間は短い方が好成績?」http://www.asahi.com/ad/15minutes/
60分通して勉強するよりも、休憩を挟んだ「15分x3回」のコマギレにした方が長期的な学習成果が見られたとする内容。2018/11/08閲覧。